《三重の魅力ピックアップ》
時を忘れて伊勢志摩の贅を味わい尽くす
1951年に開業してから数多くの歴史を刻み続け、今や伊勢志摩観光の代名詞ともなった志摩観光ホテルは、今年で70周年を迎えます。
戦後初の純洋式ホテルとして開業した志摩観光ホテル。
客室から望む英虞湾の深く美しい景色と、伊勢海老やアワビなど伊勢志摩を代表する海の幸をはじめとした絶品料理の数々。そしてここでしか体験できない最上のおもてなし。
1969年には現在の「ザ クラシック」、そして2008年には全室スイートの「ザ ベイスイート」が開業。
近年では伊勢志摩サミットの舞台になるなど、常に伊勢志摩を象徴するホテルとしての存在感を放ち続けてきた同ホテルは、時代にあわせた新しい挑戦を積極的に行いながらも、その長い伝統の上に培われたホテルとしての哲学を未来に継承し続けています。
単なる非日常感にとどまらない、極上のホスピタリティに包まれた空間がここにあります。

心ゆくまで伊勢志摩を感じられる3つの施設
建築家・村野藤吾氏が設計し1968年に開業した「ザ クラシック」。
木のぬくもりが心地よいロビーや、客室から見える英虞湾の深く美しい風景。ゲストラウンジには絶えずゲストが集い、穏やかな時の流れに包み込まれるかのような雰囲気を醸し出します。
2008年には全室スイートルームの「ザ ベイスイート」が開業しました。
100㎡を超える客室と、その窓の向こうに広がる美しい入江。こだわり抜かれた上質な空間で誰にも邪魔されずに旅を心ゆくまで味わいつくせる、圧倒的な非日常感が人気を博しています。
そして、1951年のホテル開業時の意匠を色濃く残しながらゲストの方々にくつろぎを提供している「ザ クラブ」は、開業当時から数々のストーリーが生み出された志摩観光ホテルの象徴的存在。
さらにこれらをつなぐ散歩道や庭園には、昭和天皇陛下が行幸の際に詠まれた歌が刻まれた石碑や、森の中に佇む神社、小さな桟橋があり、このホテルの長い歴史を感じながらゆったりとした時間を愉しむことができます。

伊勢志摩サミットの会場にも選ばれた由緒あるホテル
2016年に開催された伊勢志摩サミットは、ここ志摩観光ホテルで各国の首脳陣が一同に会しました。
特に1日目のワーキングディナーでは、三重県を代表する四日市萬古焼の著名な作陶家、清水醉月氏(醉月陶苑)による日本の伝統柄である桜などを施された酒杯が乾杯に使用されたのをはじめ、三重県各所から集められた豊富な食材やお酒などが、総料理長の樋口宏江氏ら伊勢志摩の食材を知り尽くした食の達人たちによって提供され、我が国の文化の効果的な広報を行う上で非常に有意義な機会となりました(外務省ホームページより)。
ひとりひとりのお客様に向き合い磨き続けてきた最上のホスピタリティ、伊勢志摩の豊かな食材の味わいをいかにより昇華させるかという飽くなき探究心、そして2008年の「ザ ベイスイート」開業にみられる時代に合わせた果敢なチャレンジ精神。
この伊勢志摩サミットは、志摩観光ホテルが長年守り続けてきた伝統やサービスに対する哲学が花開いた一つの瞬間でもありました。

「G7伊勢志摩サミット2016」で 酒杯を採用された萬古焼の名工:清水醉月さんと盛り絵師:きし代さんご夫婦、 ワーキング・ディナーを担当し各国首脳から称賛を浴びた総料理長の樋口宏江さん。
サミットのご縁でつながった三人の巨匠が、舞台となった志摩観光ホテルで再会。
そこで差し出されたのは、醉月さんの新作「ショープレート」。
その出来栄えに目を見張る樋口さん。フランス料理のシェフは、 和テイストの萬古焼をどう料理するのでしょう。
三重が誇る器と料理、なんとも贅沢な競演となりました。
[企業名]志摩観光ホテル
[出演]総料理長 樋口宏江 他
基本情報 | |
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住所 | 〒517-0502 三重県志摩市阿児町神明731 |
電話番号 | 0120-333-001 (平日 9:00~20:00 / 土日祝日 9:00~17:00) |
公式サイト | https://www.miyakohotels.ne.jp/shima |
※情報は取材時のものであり、変更の場合があります。
動画リンク先 | |
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YouTube | https://youtu.be/xnug4Y-Z-ak |