《三重の魅力ピックアップ》
「現代」に寄り添う伝統
美味しい土鍋ごはんが、より手軽に楽しめるようになりました。
炊飯土鍋「かまどさん」を使った世界で初めての土鍋電気炊飯器「かまどさん電気」
伊賀焼窯元 長谷園と家電メーカーsirocaが共同開発した「かまどさん電気」は炎の味を電気で実現しました。直火の「かまどさん」と同様にふっくらつやのある美味しいごはんがボタンを押すだけで簡単に炊き上がります。
長谷園は創業から現在までの約190年間、伊賀焼の伝統と技術を継承してきました。伊賀の粘土は、高温で長時間焼かないと陶器にならないという特性があり、そのため耐火性にとても優れています。
皆様に喜んで頂きたいという思いから、美味しいお米が炊ける伊賀焼の土鍋を、ご家庭でも“手間なく簡単に”使って頂けるよう、炊飯土鍋の商品化に取り組みました。
伊賀焼の特徴を生かし、吹きこぼれず、旨味を米粒に閉じ込める工夫をして誕生したのが「かまどさん」です。
かまどさん発売後、多くの方から電気炊飯器にしてほしいとの要望があり、皆様の期待に応えたいという一心で「かまどさん電気」も開発しました。
長谷園の道具を介して、家族みんなで食卓を囲む機会が増えてくれれば嬉しいです。私たち現代人が忘れかけていた大切なものを思い出すきっかけとなるよう、願っています。

時代を見据えたものづくりと、代々受け継がれてきた建物
長谷園は「作り手は真の使い手であれ!」の精神のもと、文明とともに進化するライフスタイルを体に感じながら、常に時代を見据えたものづくりに専念しています。“食卓は遊びの広場だ”を理念にかかげ、日本の食文化に少しでもお役に立てるよう日々精進しております。
代々大切にしてきた長谷園の建物・施設は、「登り窯」「大正館」「主屋」「別荘」など合計14ヶ所が、国の登録有形文化財に指定されています。特に「登り窯」は、天保三年(1832年)の創業時から昭和40年代(1970年代)まで稼動していたもので、この大きさ(16連房)の窯の中でも、現存している登り窯は日本でこれだけだと言われています。

伊賀の誇りとなる産業を目指して
「ユーザーが何を求めているかというのを肌で感じ、一切の妥協をせずに形にする」それが当社の役割です。
伊賀焼の土鍋で炊いたお米の美味しさを、世間の皆様に知ってもらいたい・ご家庭で簡単に美味しいお米を食べてもらいたい、という強い気持ちがありました。なので、何度失敗しても諦めずに開発を続けていました。従業員たちも、いいものを作っているというプライドを持って仕事をしています。
「かまどさん」がきっかけとなり、大切にしてきた日本の食文化を、海外の方々にも知っていただけるようになりました。
伊賀には、この地域特有の粘土という素晴らしい資源があります。
その資源を生かしたものづくりを今後も一生懸命続けていき、伊賀の誇りとなる産業を目指してまいります。
“美味しい土鍋ごはんが、より手軽に楽しめるようになりました。 炊飯土鍋「かまどさん」を使った世界で初めての土鍋電気炊飯器「かまどさん電気」 伊賀焼窯元 長谷園と家電メーカーsirocaが共同開発した「かまどさん電気」は炎の味を電気で実現しました。直火の「かまどさん」と同様にふっくらつやのある美味しいごはんがボタンを押すだけで簡単に炊き上がります。
[配信日]2019年6月11日[企業名]長谷園 長谷製陶株式会社
[出演]代表取締役社長 長谷康弘 他
基本情報 | |
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住所 | 〒518-1325 三重県伊賀市丸柱569 |
電話番号 | 0595-44-1511 |
公式サイト | https://www.igamono.co.jp/ |
※情報は取材時のものであり、変更の場合があります。
動画リンク先 | |
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YouTube | https://youtu.be/5Fpm40jo__I |